平成16年6月11日(日)の活動

 前回に引き続き鮮やかな新緑に囲まれての作業でしたが、ヤブ蚊軍団の大歓迎を受けて、いささか閉口の一日。
 遊歩道からの明るい空間を確保する為の作業で、枯木3本を含め、シロダモを主に計8本を伐倒しました。


 作業開始前に、周りの立木に影響が少ない方向を選びます。もちろん作業し易い事が大切です。
 作業前に足場の整理などやっておく事が必要。

↑ 伐倒の方向を確認中
↓ 掛かり木しないようロープで誘導
 方向が決まると、その方向へ確かに倒れるようにロープで誘導します。
 立木が真直ぐに立っていない時は特にその必要が起きて来ます。「こうのす」は、永年の風雨の影響を受けて、御覧のような木々ばかりです。
↓ 伐倒開始の「受け口」切りこみ
 準備完了すると「受け口」といわれる切り込みを根元に入れて行きます。この切り込みを入れる箇所は倒す方向に一致していて、この「受け口」つくりがきちんと出来ている事は大切で、予定通りの方向に倒せるかの大きな要因となります。
 「受け口」が出来たら、このほぼ反対の位置から「追い口」の切り込みに入ります。ロープの引き具合と「追い口」の入れ加減を調節しながら予定の方向に倒して行きます。
 各段階で、笛吹き合図をして知らせるよう試みています。ピッピィーと笛が聞こえたら近くで伐木作業をしているかもしれません。

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